唐津市の重要無形文化財に指定された諏訪神社・祇園社の祭礼です。起源は宝暦3年(1753年)、漁師の網元・中村屋久兵衛が疫病退散・五穀豊穣を祈念して博多櫛田宮の祇園山笠を模した山笠3台を造ったことに始まると伝えられています。享保・天明の大飢饉の時代、作物の不作や風水害により庶民の暮らしが困窮するなか生まれた祭礼で、その後は商売繁盛の祈念も加わり、漁師(浜区)・農家(西区)・商人(東区)の3台の山笠として継承されています。 高さ15m・重さ5tという全国最大級の山笠は屋形や人形で豪華に飾られ、2日間とも夜がメインのため神への灯りを供える台として「献燈台」とも呼ばれます。「ヨイヤサー」の掛け声とともに宵の町をゆっくりと曳き廻す重量感と、山笠を旋回させる「おおまぎり」が見どころです。笛・太鼓・鐘に三味線が加わる「浜崎の山囃子」も独特の存在感を放ちます。準備に半年を要しながら本番2日間で解体されます。
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