厄災を避け五穀豊穣を願う祭りで、その昔、神社の古池に棲む巨大なぐずが夏の夜に村を荒らし回っていたところ、神様がこれを退治したことで村に平和と豊作がもたらされたことへの感謝が起源と伝わります。かつては「屑焼き祭り」のかがり火が行われていましたが、昭和2年に消防署からかがり火の禁止命令が出たことを機に、村の若衆が話し合い、ぐずを担ぐという現在の形が考案されました。 「ぐず」はハゼの一種であるドンコのことで、木の枠の上に竹や藁で長さ7〜8mの巨大なぐずに仕上げます。夕方になると白足袋姿の若衆や少年たちがぐずをかついで「ワッショイ」の掛け声とともに宿場町を練り歩きます。動橋駅前に3基のぐずが集結して乱舞を繰り広げた後、振橋神社の境内で焼き払われます。燃え盛る境内では振橋節の輪踊りが夜遅くまで続きます。
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