起源は「眠り流し」と呼ばれる民俗行事で、夏の眠気や邪気を払うこの行事が津軽地方では17世紀後半頃から灯籠祭りへと発展しました。享保7年(1722年)の津軽藩「国日記」には藩主が各町内の「祢ふた」を観覧した記録が残ります。19世紀以降は人形灯籠の大型化が進み、明治40年頃には高さ約27mの巨大ねぷたが作られましたが、電灯線・電話線の普及により小型化を余儀なくされました。現在の立佞武多は明治40年代の写真をもとに復元を試みた有志が平成8年(1996年)に制作したものが始まりで、平成10年から運行経路の電線を整備し復活しました。高さ約23m・重さ約19tの巨大人形灯籠が祭りの中心で、毎年1体が新たに制作されます。祭り本番では忠孝太鼓を先頭に3台の大型立佞武多が市街地を練り歩き、「ヤッテマレ!ヤッテマレ!」の掛け声と囃子が響きます。
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