伏見九郷の総鎮守の祭礼で、古来「伏見祭」とも称されてきました。祭神・神功皇后が氏子区域内を巡幸する神幸祭で、9日間にわたって執り行われます。 別名「花傘まつり」とも呼ばれるように、各町内から趣向を凝らした花傘が神社に参拝する「花傘総参宮」が広く知られています。花傘は室町時代の風流傘の伝統を受け継ぐもので、応永28年(1412)の「看聞御記」にも記録が残ります。江戸時代には風流燈籠練物として発展し、600年にわたる伝統が今日まで続いています。初日と8日目の夕刻、「アラウンヨイヨイ、アラウントマカセ」の掛け声とともに大手筋を経て神社へ向かいます。 神輿渡御では3基の神輿が巡行し、雌雄獅子・猿田彦・神馬・武者が行列に加わります。旧神輿は徳川家康の孫娘・千姫の誕生祝として奉納された「千姫神輿」で、重さ約2,300kgを誇ります。
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