三重県四日市市の天ヶ須賀住吉神社の夏祭りとして行われる石取祭です。 明治時代末期、天ヶ須賀地区で続いていたお盆の練り行事が中止となり、大正時代初期に桑名市から石取の祭車を1台購入したことが始まりです。昭和初期には旧山車の買い取りや新造が進み、5台体制となって以降、盛んに行われるようになりました。 鉦と太鼓を打ち鳴らす桑名型の祭車5台が特徴で、天ヶ須賀第1〜4組と住吉町自治会がそれぞれ1台ずつ担います。住吉町の祭車は桑名市片町の祭車を手がけた大工が製作したもので、唐子人形や丸提灯など戦前の様式をよく伝えています。拍子は第1〜4組が本七ッ拍子、住吉町のみ五ッ拍子と異なります。 お盆の2日間にわたって行われ、1日目は各組が地区内を練り歩き、2日目の本練りで住吉神社へ参拝します。漁師町であった天ヶ須賀地区の祭日がお盆である慣習を今に受け継いでいます。
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