南熱海・網代の阿治古神社の例大祭で、豊漁と無病息災を祈願する伝統行事です。起源は1590年、豊臣秀吉の小田原攻めの際に網代の漁民が船を出したことに始まると伝えられています。最大の見どころは御神船「両宮丸」の巡行です。阿治古神社と若宮神社の両社を祀ることに由来して命名されたこの山車は、漁船の形の上に神社と神輿が鎮座する独特の形態で重さ約10トンにおよびます。旗や獅子に先導されながら大勢の若者が引き回し、神社から海岸まで練り歩く「御下り」と神社へ引き返す「御上り」が繰り広げられます。あわせて熱海市無形民俗文化財に指定された「鹿島踊り」の奉納や、町内5台の山車による太鼓合戦も行われます。
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